エックスドメインは、レンタルサーバーにエックスサーバーやwpXを使っている人には特におすすめできる独自ドメイン取得サービスです。
エックスドメインとエックスサーバーの組み合わせの場合、ネームサーバーの設定やドメイン追加を非常にスムーズに行うことができます。
また、エックスドメインが他のドメイン取得サービスと比較して優れている点に、無料で利用できる「高機能レンタルサーバー」の存在があります。
使用できるレンタルサーバーの種類も用途別に用意されています。
- HTMLのみで構成する静的サイト向け「HTMLサーバー機能」
- PHPとDB(MySQL)による動的サイト向け「PHP・MySQLサーバー機能」
- WordPressをインストールできる「WordPress機能」
エックスドメインでは、これらの無料レンタルサーバー機能を文字通り『完全無料』で利用可能になっています。つまり、エックスドメインで独自ドメインを1つも取得していないアカウントであっても、無料レンタルサーバーを利用できるということです。
今回は、プログラムを組み込んだ動的コンテンツを公開できる「PHP・MySQLサーバー機能」の使い方を解説していきます。
目次
無料レンタルサーバー機能の利用開始
無料レンタルサーバー機能の利用には、エックスドメインのアカウントが必要です。まだアカウントを持っていない人は、まずアカウントを開設しましょう。
アカウント開設後、管理パネルにログインします。
左のメニューから「無料レンタルサーバー」をクリック。最初に「サーバーID」を求められますので、任意のサーバーIDを決めましょう。
このサーバーIDはサイトのURLの一部となります。その点を考慮して決めてください。
PHP・MySQLレンタルサーバーの利用開始
サーバーIDの作成が完了したら、「無料レンタルサーバー」トップページに移動します。
PHP・MySQLサーバーのステータスが「まだ利用されていません。利用を開始してください。」となっていることがわかると思います。早速、「利用を開始する」ボタンをクリックしましょう。
PHP・MySQLサーバーの初期設定が自動的に完了します。
PHP・MySQLレンタルサーバーの管理パネル
PHP・MySQLレンタルサーバーのステータスが「利用中」へと切り替わりました。
それではPHP・MySQLレンタルサーバーの管理パネルにログインしてみましょう。「管理パネルログイン」ボタンをクリックします。
ドメイン設定
PHP・MySQLサーバー管理パネルのトップページ中央に見える「ドメイン設定」メニューをクリック。
PHP・MySQLレンタルサーバーの現在のドメイン設定一覧を確認できます。
初期ドメインを削除することはできません。
PHP・MySQLレンタルサーバーでは複数のドメインを設定することが可能です。必要に応じて「ドメイン設定追加」タブから操作を行ってください。
確認した初期ドメインのURLを実際にブラウザのアドレスバーに入力してみましょう。下記のようなエックスドメイン初期ページが表示されていれば、問題なくサーバーが動いています。
FTPを利用してPHPや画像ファイルなどをアップロードしたり、phpMyAdminを利用しながらMySQLの操作をしていくことで、このアドレス上で動的サイトを公開していくことができます。
また、PHP・MySQLレンタルサーバー機能では、PEARを利用したり、php.iniの設定を行うこともできます。
動的サイトを動かしていくサーバーとして、充分な機能を備えているといえるでしょう。
PHP・MySQLレンタルサーバーの機能拡張
PHP・MySQLレンタルサーバー機能はアカウントのみで利用可能ですが、エックスドメインでドメイン取得を行っている場合は通常より機能が拡張されます。
項目名 | 拡張前 | 拡張後 |
---|---|---|
ディスク容量 | 1GB | 3GB |
独自ドメイン数 | 10個 | 20個 |
サブドメイン数 | 50個 | 100個 |
MySQLデータベース数 | 5個 | 10個 |
データベース容量 | 50MB | 100MB |
独自ドメイン数とサブドメイン数だけでなく、MySQLデータベース数とデータベース容量が共に2倍になります。これは嬉しい拡張ですね。
『学習しながら自作のプログラムをテスト的に公開したい』
エックスドメインのPHP・MySQLレンタルサーバー機能は、そうしたことも十分に可能なスペックを誇っています。