ドメインを取得する際に利用するサービスにもいくつかあります。
ドメイン取得サービスを選ぶにあたって、取得費用などの比較表や確認したい項目を解説していきます。
目次
ドメイン取得サービス比較表
取得業者名 | .com | .net | .jp | Whois代行 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
お名前.com | 920円 | 920円 | 2,840円 | 無料 | 詳細 |
エックスドメイン | 1,180円 | 1,380円 | 2,820円 | 無料 | 詳細 |
スタードメイン | 1,180円 | 1,380円 | 2,360円 | 無料 | 詳細 |
ムームードメイン | 499円 | 399円 | 2,840円 | 無料 | 詳細 |
バリュードメイン | 1,280円 | 1,480円 | 2,840円 | 無料 | 詳細 |
ゴンベエドメイン | 1,382円 | 1,598円 | 2,840円 | 1,000円 | 詳細 |
エルドメイン | 1,820円 | 1,820円 | 3,100円 | 無料 | 詳細 |
名づけてねっと | 無料 | 無料 | 無料 | - | 詳細 |
Doレジ | 1,900円 | 1,900円 | 4,000円 | - | 詳細 |
アルファメール | 無料 | 無料 | 無料 | - | 詳細 |
みんなのドメイン | 1,240円 | 1,240円 | 7,430円 | 無料 | 詳細 |
※金額は新規取得時の費用。キャンペーンなどにより価格が違うこともあります。また、ドメイン取得サービスによって更新費用が異なる場合もあります。
この一覧表は、当サイトのオススメ順にドメイン取得サービスを並べています。
それぞれの特徴や注意するポイントなどは、詳細ページで解説しています。
検討すべき5つのチェックポイント
ドメイン取得サービスを検討するにあたって、チェックしたい項目は下記の5つです。
- 取得費用・更新費用
- 取り扱いドメインの種類
- 管理画面のわかりやすさ・使いやすさ
- 取得済みドメインの移管
- Whois情報公開代行の費用
取得費用・更新費用
利用者として気になるのがやはり費用のこと。
ドメインの費用の項目は大きく4つあります。
- 取得費用(新規に取得するとき)
- 更新費用(2年目以降などの更新を行うとき)
- 移管費用(他社のレジストラから管理を移すとき)
- Whois情報公開代行費用(業者名義の情報を表示するとき)
よく勘違いとなるのが次のようなケースです。
『独自ドメインを取得したときは安かったが、翌年に更新しようとすると値上がりしていた…』
これは、取得費用と更新費用に差があるときに起こります。
ドメイン取得サービスによっては、新規取得費用は格安設定で、2年目以降の更新費用は他社よりも割高の価格設定となっていることもあります。
また、ドメインの新規登録時にキャンペーンを行っていた場合でも変わってくるでしょう。
取得費用が安くて更新費用がやや高いのは「お名前.com」「ムームードメイン」。
取得費用と更新費用が同じで、最安値水準に設定されているのは「エックスドメイン」「スタードメイン」です。
独自ドメインを長期間に渡って使うと想定した上で、必ず更新費用もあわせて確認しておきましょう。
ドメインの種類
ドメイン取得サービスによって、取得できるドメインの種類が変わってきます。
定番の「.com」「.net」「.jp」などは、全てのドメイン取得サービスで取り扱っていますが、2016年7月に誕生した「.shop」などの新gTLDを取り扱っているドメイン取得サービスは限られています。
ドメインを探す際のオススメの手順は次の流れです。
まずは、新ドメインも含めて500種類以上のドメインを登録可能な「お名前.com」で登録できるかどうかを確認します。お名前.comにない場合は、海外のドメインも含めて1000種類を登録可能な「ゴンベエドメイン」で取得するのがいいでしょう。
管理画面の使い勝手とサポート対応
実際に使ってみないとわからない面もありますが、管理画面のわかりやすさもポイントと言えるでしょう。
特に複数のドメインを取得していく予定の人は、マニュアルページを閲覧し、管理画面の雰囲気を見ておきましょう。ドメインの設定などがわかりにくい管理画面では、操作時にストレスを溜めてしまいます。
また、初めてドメインを取得する人はカスタマーサポートについても確認しておくと良いでしょう。お名前.comはネームサーバー変更などの問い合わせを24時間年中無休で対応してくれますよ。
他社からの移管
ドメイン取得サービスまたはドメインの種類によっては、他社からのドメイン移管を受け付けていないケースもあります。
移管する場合は、必ず事前に確認しましょう。
Whois情報公開代行の無料対応
ドメインを取得すると登録者情報が「Whois情報」として世界中に公開されるようになります。
氏名だけでなく住所・連絡先も含まれる個人情報が公開されることになりますので、個人ユーザーの場合は特に気をつける必要があります。
このWhois情報を業者名義で代行するサービスがありますが、運営元によって無料・有料とに分かれます。
もちろん、無料でのWhois情報公開代行を行ってくれるドメイン取得サービスを選ぶべきでしょう。
決め手となる要素はサービスの信頼性
チェック項目として5つ挙げましたが、選定において何よりも大切なのは『サービスの安定性』だと思います。
企業利用だけでなく、個人利用の場合であっても、独自ドメインは長く使うことになるはずです。そして、だんだんとそのドメインに愛着も湧いてくるでしょう。
そのことを考えると、しっかりとした基盤がある企業のサービスを選ぶべきです。その指標となるのは「上場企業」「ICANN認定レジストラ」です。
お名前.comを運営するのは東証一部上場のGMOインターネット株式会社です。また、GMOインターネットグループの各企業による「ムームードメイン」「バリュードメイン」も信頼性は高いでしょう。
ICANNはドメインの新規導入などを決めている国際的な非営利団体です。このICANN認定レジストラである「スタードメイン」も安心して利用できると言えるでしょう。